はじめに
「みなさんはご自身のマインドセットについて考えてみたことはあるでしょうか?」
この問いかけのきっかけは私が起業家になるべく淡路島での生活が始まったことにあります。
私について簡単に自己紹介すると前職は地方公務員でした。根っからの行政マンなのか、私は地方創生について考える時があるものの、それに対する行動のきっかけが今ひとつありません。そんな日々を過ごす中で fwywd との出会いがあり、地方創生と何かを絡めた起業したいと思い、fwywd への参加を決断しました。
そして、4 月 1 日に宮城県を離れ淡路島へ移住しますが、これまでの公務員生活とは一転、一気に生活の自由度が高くなったことに驚きを隠せません。「意思決定」の連続で「いかに時間の有効活用するか」、自己責任で動くということ。fwywd に参加してから時間は有限だとより強く感じている日々です。
生活の中で「意思決定」にブレがあると、どんどん時間が過ぎ去るだけだなと。
起業家は「意思決定」の連続です。決定内容によっては事業活動の明暗を分けることも多々あると想定しています。
そこで起業家が日々の事業活動で何のマインドセットに基づいて「意思決定」しているかを調べました。
記事等を調べていくうちに起業家が持ち合わせているマインドセットが明確になり、実際私が直接対談した起業家と照らし合わせても合致する面がありました。今回「「起業家」としてのマインドセット」を記事にし、読み終える頃にご自身で足りていないマインドセットについて日々の生活の中で養うことができますので、意識してみると起業家へ一歩近づけると思います。
想定読者
これから「起業家」を志す人
「マインドセット」とは?
まず問いにあった「マインドセット」とは何なのでしょうか?「マインドセット」とは、「自分の考え方の何か」と想像は付くかと思います。
「マインドセット」を weblio 辞書で調べると次のように説明されています。
さらに「マインドセット」の解釈を調べると次のことが分かりました。
これまでの「経験」、「教育」、「信念」等あらゆることで形成された思考パターンであり、個人が無意識に持っている考え方や癖である、ということ。これは個人に限らず、団体や組織等にも当てはまります。
上記の説明を我々に当てはめると、「各人が各人のマインドセットを持ち合わせている」もの。さらに深堀りすると「無意識のうちに各人が各人のマインドセットをもとに社会で生きている」ということになります。
筆者の場合、「悩むより動いて行動する」が言語化されたマインドセットの 1 つです。
「起業家」が持っている共通のマインドセット 5 選
それでは、社会で活躍している「起業家」はどのようなマインドセットを持ち合わせているのでしょうか。
「はじめに」の章でもお伝えしましたが、記事等を調べていくうちに起業家が持ち合わせているマインドセットが明確になり、実際私が直接対談した起業家と照らし合わせても合致する面がありましたので、それらを紹介します。
ミッション、ビジョン、バリューを持って生きている
どのような社会課題を解決できるかを起業家は強いミッション、ビジョン、バリューを持ちながら事業活動していることを感じました。これらは事業活動をする際の思想であり、起業家はなぜこの企業が存在しているのか等を常に意識しています。そのため、事業活動する際においても方向性を見失うこともなく、長期に渡り事業活動をすることが可能となることが分かりました。
すぐ行動する
起業家は自ら目標や課題を設定して、それらに取り組む行動力が必要になると痛感しています。起業は挑戦と失敗の繰り返しになり、成功よりも失敗の方がより多くつきまとうことから、その失敗に諦めない行動力も忘れてはいけないと当時の起業家が仰ってました。また、志をともにする優秀なメンバーへの説得や他の起業家と接点を持つように行動することも事業成功へのひとつの鍵となると言えそうです。
すぐ決断する
起業家は「意思決定」の連続になります。事業を展開するにあたり必要に迫られる判断が多くなるため、何事においても素早く決断するスキルが重要と言えそうです。
事業活動で失敗した時も次の一手に進むという素早い決断力は必要であり、併せて行動力も同時に発揮することが可能と考えます。
まだ決断する力が弱いと思われる方は、決断する力は日常の生活からも得られるものだと考えますので、小さなことからでも素早く決断する意識を持つと決断力を養うことができるでしょう。
失敗は他人に責任を負わせず、自分の責任だと考える
事業活動する上ではやはり失敗はつきものであり、むしろ成功よりも失敗の方が多いと当時の起業家は言っておりました。起業家は失敗という状況下でも失敗を他責にせず、自責と捉えます。その上で、その失敗に対する状況を分析し、改善策や模索しながら次にステップに活かすことを考えるとのことです。その結果、物事を幅広い観点で考えられる力と事業を通して社会課題を解決に導ける力も養うこともできると感じました。
情報を積極的に掴もうとする
情報の飛び交うスピードが増している現代社会において、起業家は社会情勢等をいち早く掴ことが日々の生活で感じています。起業家に必要な柔軟な発想力を持つためには、SNS より情報を取得したり起業家自身の人脈を駆使し、社会の動向を把握しておくことが起業への成功に導くを言えそうです。今だと、Twitter 等の情報をいち早く掴めるアプリもあるので、始めやすいところから始めてみるとより知見が広がると思います。
さいごに
いかがだったでしょうか。
起業家に必要なマインドセットをお伝えしました。
起業家は「意思決定」の連続です。「意思決定」する者のマインドセットで組織の動向が左右されると言っても過言ではありません。
これからの社会課題を解決する起業家を志す人とっては起業家に必要なマインドセットを足りていない部分があるなら、起業家のマインドセットを日々の生活で意識してみましょう!
最後までありがとうございました!
筆者について
前職公務員を退職し、旅と地方創生に向き合うため fwywd1 期生として活動中。
旅の楽しさを伝え、各地域の魅力を発掘できる事業を日々検討中です。
これから起業に興味がある方、旅や地方創生に興味がある方は是非フォローをお願いします。