「起業家になるため」に犠牲にすること

「起業家になるため」に犠牲にすること

はじめに

楽して稼げる仕事があると紹介されたら怪しいですよね。それは何かを得るためには何かを犠牲にしなければいけないトレードオフの関係でこの世の中が成り立っているという認識があるからではないでしょうか。
そうであるならば、起業するという普通ではない人生を選んだ場合も、普通の人は当たり前にしている何かを犠牲にすることは必須です。
起業家にとってそれは時間であることが多いです。とくに起業当初は人を雇うお金もなく、営業や事務処理など自分でやならなけばいけない事が多く、その上でインプットや情報発信をする必要があるからです。そこで今回は 24 歳で起業する私が犠牲にする 3 つの時間をご紹介します。
この記事を読むと、、、
  • 時間術が学べる
  • 熱が注入される
  • 歳を言い訳にしなくなる
起業を志す方や同世代の向上心がある方、一定のキャリアを積んだあとくすぶっている方に読んでいただきたいです。24 歳で遊び盛りの歳ではありますが、未来に希望を持ってこんな生き方もあると言うことを知っていただければと思います。

自己紹介

安井海都(Twitter @A1123Kaito
大学卒業後、2 年間繊維専門商社でアパレルの企画・生産を行っていました。そこで技術力が高い職人さんの工賃の値切りが常態化していることに疑問を持ち、これまでの常識を捨てすべてのものの価値の再定義を目指す「Rethink Revalue」をミッションとし活動しています。

犠牲にする3つの時間

他人の時間

私が犠牲にした最初の時間は、他人の時間を生きるということでした。
他人の時間を生きるというのは具体的に以下のようなことを指します。
  • 上司のご機嫌取りのために飲み会へ行く
  • 社内評価のために残業する
  • 他人の悪口を言う
社会人経験がある方でしたら、「あの時間ね」とご理解いただける方も多いと思います。近い将来に起業を志すのであれば、自分の意思決定で使える時間を増やせた方がいいです。時間が有限であるからこそ、他人に左右されないタイムマネジメントは必要だからです。
正直なところ、私は学生時代から 30 歳までには起業したいと考えていたので、サラリーマン時代も早く力をつけないと食いっぱぐれてしまうと危機感を抱いていました。そのため、上司のご機嫌取りをするための不本意な残業や飲み会に時間を割く余裕はありませんでした。
始めのうちは心苦しいと思いますが、飲み会も何回か断ると誘われなくなりますし、自分のタイミングで帰宅しても周りも「そういう人間だ」という認識になります。
目の前の上司のご機嫌取りか、学ぶ時間を確保するのか、どちらの選択の方が自分の人生を豊かにするかを天秤にかけましょう。そして、自分の意思でその天秤が傾く方を選択する事が大切だと私は思います。

健康の時間

健康の時間というと大げさですが、学生時代はボディメイクの大会へ出場するほど大好きだった筋トレを勉強時間確保のために週 1 回へ頻度を減らしました。食事に関しても時間捻出を図り、淡路島に来てからはほとんど冷凍食品生活です。早い、うまい、安いを実現してくれていますが多少カラダに良くないものも入っていますよね(多分)。
筋肉量が減っていく姿を鏡で見て落ち込むこともありますが、自分の好きなことをやめてまで行う学習時間はいつもより一段と気合いが入ります。勉強に身が入らない、やらないといけないのは理解しているけど行動に移せないといった方は、1 度自分の 1 番大切な時間を犠牲にしてみることをオススメします。

娯楽の時間

最後に娯楽の時間を最低限にしました。元々テレビっ子だった私は、ドラマを見ることが大好きでした。しかし、ドラマを全話見ようとすると約 10 時間を消費することになります。
コストパフォーマンスがあまり良くない娯楽であると感じて「このドラマおもしろそう!」と思っても見ないようにしていました。
それでも娯楽という息抜きをする時間を 0 にすることは精神安定上、あまりよくありません。
なので、英語と中国語を学習している時はドラマなら字幕で見てもいいという自分ルールを作った時期もありました。
※ 余談:「花より団子」は日本語版を見た事がないんですが、中国版は見た事あるという現象が起きています。
今は外国語学習を中断しているので、その自分ルールも消滅していましたが、継続的に何かを頑張ろうと思うのであれば自分の欲との向き合い方を工夫していくといいのではないでしょうか。

それ心の老化です

これらの犠牲にする時間を見てどう感じましたか?やりすぎだと思う方もいるかもしれません。
しかし、学生時代であれば以下のような方は割と多かったのではないでしょうか。
  • 起きている時間 = 勉強時間の受験生
  • 血豆が破れるほどバットを振る日々を送る高校球児
取り組んでいる本人からすると、これだけやって当たり前で、ようやくスタートラインに立ったつもりです。
あの頃と同じ熱量で取り組めないのは歳を重ねたからでしょうか?昔できた事ができなくなるのは老化です。私は 24 歳で老化してるなんて認めたくなくあらがっております
努力したら成功するするとは限らないが、成功した人は皆すべからず努力している。
ベートーヴェンの言葉です。努力をすることがスタートラインに立つことだと言わんばかりの言葉です。fwywd ではビジネスの川上から川下まで、自走できるようになることがファーストミッションと言えるでしょう。プログラミング、ビジネスの設計、ファイナンス、税務など限りある時間の中でこれらを学んで同時にアウトプットしていくには、努力なくして達成できそうにありませんね。今は制限している事が多いですが、私の趣味は成長ですので勉強している日々は楽しいですし、1 歩ずつ毎日目標に近づけている事が幸せです。
1 人前の起業家になって落ち着いたら日本語のドラマでも見てみたいです。そのためにも早く結果を出そうと思っています。

おわりに

皆さんは 30 年間ダラダラ生きるのか、3 年間死ぬ気で勉強して 27 年間自由に過ごすのかどちらが良いですか?1 年間に及ぶ起業家になるためのプロジェクトは始まったばかりですが、なりたい自分になるべく日々精進します!
この記事を読んで、皆さんの心の火が少しでも大きくなっていれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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