いま注目の音声メディア!Podcast 配信の始め方とうまく話せる3つのコツ

いま注目の音声メディア!Podcast 配信の始め方とうまく話せる3つのコツ

はじめに

いま、音声メディアが熱いことをみなさんご存知でしょうか。音声メディアとは、Podcastポッドキャスト)と呼ばれる配信方法のことを指しています。昔風にいうとラジオですね。これをインターネット経由で配信するネットラジオのことを Podcast と呼んでいるのです。
そして、この Podcast にいま注目が集まっているのです。ネット社会の成長に伴って YouTube など動画での配信ができるようになった今、なぜ昔のラジオに戻っているのでしょうか。本記事ではこの Podcast が注目を集める理由から始まり、実際の収録から配信の方法、そして、うまく話すことができるためのおすすめのテクニックまで紹介します。

音声メディアのブーム到来?

なぜ音声メディアに戻っているのか

いまやスマートフォンを使って誰でも手軽に動画を撮影することができ、YouTube へ無料で動画をアップロードして公開できる時代になっています。そんな中、なぜか原点回帰するように音声メディアである Podcastポッドキャスト)に注目が集まっています。
「Podcast 聴いてる?」と知り合い何人かに尋ねてみると「高校受験のときに英語の講座を聴いてたよ。懐かしいね。」と回答が多くありました。私もそんな存在だと思っていました。
少し話が脱線しますが、我々、平成生まれ(筆者は平成3年生まれ)にとっては、そもそもラジオ文化はあまり馴染みがありません。CD や MD(懐かしい!)とともに育ち、そしてそれが MP3 プレイヤーになり、いまやスマートフォンと統合されました。さらに、Spotify や Amazon Music などの音楽をサブスクリプションで提供するサービスが当たり前となり、音源を購入することすらなくなりました。中学時代には少ないお小遣いで CD を買ったり借りたりするのが楽しみの1つでしたが、現代の中学生にはすでに想像できない世界かも知れません。
そして話を戻すと、当時の iPod(これすらも懐かしい)に音源をコピーするときに使っていた iTunes になにかあったなぁという程度の Podcast でした。すでにこの記憶も 10 年近く前の話であり、私が YouTube に出会う前だったかと思います。要するに Podcast はそんなに使われていなかったし、マイナーで古い存在だと私含めて多くの人が認識しているのです。
ただ、ここに黒船が現れました。みなさんも記憶に新しい Clubhouse の登場です。芸能人や有名な起業家の人たちから話題になり、恐ろしいほどのスピードで音声メディアという存在が普及しました。いまは私の周りでほとんど使っている人はいなくなった印象ですが、Twitter のスペースという機能などに影響しています。
これは予想ですが、この Clubhouse を発端に多くの人が気づいたのではないでしょうか。
音声だけ聴いているのってめっちゃ楽じゃん。
音声だけ届けるのってめっちゃ楽じゃん。
YouTube など動画メディアはとても面白いのですが、ユーザー視点でずっと映像を見続けるのが疲れてきたのです。そして、動画の編集は恐ろしいほど大変であり、ユーザー以上に動画のコンテンツ提供者が疲弊していたと思います。

誰が聴いているのか

きっかけは色々あると思いますが、私の周りはこの頃から音声メディアという選択肢も入ってきました。YouTube での動画編集は疲れたけれど、音声だったら収録してすぐに公開できるから、手軽なテーマでも話せるし良い。
私は 2020 年のコロナウィルスの影響でフルリモート出社に切り替わった人になにか情報を届けられないかと stand.fmオンライン社内報に取り組みながら、音声メディアの手軽さの可能性を感じていました。
音声メディアは車を運転しながら聴いている人通勤しながら聴いている人仕事をしながら聴いている人が多い印象です。YouTube ではエンタメとして消費されがちですが、聞き手のシチュエーションとして仕事モードになっていることが多いため、ビジネス中心の話でも受け入れられやすいメリットがあります。
これからビジネスを始めようと思っている人にはピッタリの媒体かも知れません。

収録から配信までの流れ

実は Podcast で配信するのはとっても簡単なのです。私は Podcast で配信してみようかな?と思い立った2時間後には公開していました
その理由は収録から公開までできる Anchor という Spotify 社が提供するアプリがあります。これをスマートフォンにインストールして、あとは収録ボタンを押してスマホに語りかけるだけです。収録後に BGM を選択すれば自動的にラジオ風の心地良い BGM も追加されます。1人で話している声だけでは少し寂しいのですが、BGM が追加されることでとても聞きやすくなります。
そして、なんといってもここまでの機能があっても全て無料
Anchor は初期設定では Spotify のみで公開されますが、設定をすることで Apple Podcast や Amazon Music などでも同時に配信することができます。もちろん無料です。
せっかくなので本格的に始めたいと思うのであればマイクをアップグレードすると良いでしょう。私のおすすめは Yeti です。20,000 円弱とマイクには少し高いと感じるかも知れませんが、これぐらいしか機材を準備しなくても良いので奮発すると良いでしょう。良い声は良い印象を与えますよね。また、オンライン会議が多くなった今、マイクの音質が良い人を見ると、私は「わかってるなぁ!」と感じます。リモートワークではラジオ収録以外にも出番が多いので良い製品を買ってみると良いでしょう。

どのぐらい時間がかかるの?

私が1時間程度の話をする場合の作業と時間の目安です。
  • 企画(10~15 分)
  • 収録(1 時間)
  • Anchor 上でアップロード・BGM 追加・公開作業(10 分)
私の経験上、動画編集の場合 10 分の動画に対して半日ほどの編集作業をしていました。実に再生時間の 25~30 倍程度の編集作業に時間を要していました。
それに対して、音声メディアであれば、1 時間に対して 1 時間 30 分程度で終わります。再生時間の 1.5 倍程度で終わるのです。最高ですよね!

うまく話せる3つのコツ

私は fwywd radio をこの4月から配信開始し、現在 13 本リリースしました。それぞれ1時間程度ひとりで話しており、毎回どれだけ準備しているの?とよく尋ねられます。どのような準備を行って配信に臨んでいるか。そのうまく話せるための3つのコツを初公開します。

1.事前に話の大筋を決めておく

1時間の収録に対して、話の大筋を収録前の 10 分ほどでメモ書きをしながら決定します。前日のうちに配信タイトルの候補を何個か書き出しておきます。例えば「フックと回収エンジン」「資本主義」「情報発信の方法」など。このネタはその日に誰かに話した内容をヒントにしているため、ネタが尽きることは基本的にはありません。逆に言うと、ちゃんと他の人と会話していることが前提であるとも言えます。fwywd での起業家を目指す人達に一緒に生活しながらアドバイスをすることがネタの源泉になっているわけです。
そのテーマを中心に「何をどの順に話していくべきか」に関して、メモを書きながら並べ替えていきます。ちなみに、1本の収録に対して以下のようなメモ書きをしています。基本的にはアドリブではなすのですが、最終的な話のゴールを決めておかないと、話している最中に迷子になってしまいます。あとはその時の収録を楽しみながらひたすら話していく感じですね。
実際の企画メモ

2.噛んでも気にせずに進める

話している最中に噛むこともよくあります。きっちり編集された動画では噛んでいるところや間をカットすることが当たり前になっていますが、音声メディアでは気にしなくて良いと思います。逆に編集がないことで、その場で話を聞いているような雰囲気もでるのでラジオ感が出ます。
聴いている側に回るとさらにわかりやすいのですが、音声メディアは手が空いているので他の作業をしながら聴くことが基本です。だからこそ、多少の言い間違いなどはほとんど気になりません。
この編集作業が不要であったり、言い間違いをその場で言い直して修正するだけで良ければ気持ちがめちゃくちゃ楽になります。制作側のコストが低いということは続けやすさにも大きく影響します。私は YouTuber として動画撮影をして動画編集をしてというのはよっぽどメリットがないとできないなぁと感じていますが、音声メディアぐらいの手軽さであれば、まぁ楽しいから良いか!という感じで続いています。

3.ルーティーンを決める

動画と比較すると手軽であることは間違いありません。そうとは言っても、一般に公開される情報である以上、言葉選びなどは常に気を使います。1時間の収録でも体力を結構削られます。これを経験すると思いつきで話すことが続かなくなってきます。
だからこそ、重い腰を上げるためのルーティーンが重要です。
私の場合は朝6時に起きて、筋トレを軽くして、行き 10 分ランニング、帰りの 20 分歩きながらラジオで話しているイメージをする。そして、少し熱めのシャワーを浴びて収録に臨みます。6時に起きても収録は8時からです。収録終わりが9時。公開が9時半ごろです。
こういった収録系は収録前のルーティーンを作れないと三日坊主になってしまうので、生活の一部に組み入れることが重要ですね。

おわりに

いま注目の音声メディア Podcast に興味を持っていただけたでしょうか。本記事では注目を集めている背景の紹介から、実際に配信する方法やコツを紹介しました。
fwywd radio では起業家のリアルを配信しています。起業や社内での新規事業に興味を持っている人はもちろんのこと、教育についてもよく触れています。また、新しいテーマとしては Web3 や DAO についても話しています。収録の裏側を知っていただいたことでより楽しく聴いていただけるのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
株式会社キカガク 代表取締役会長 吉崎 亮介

fwywd radio の配信テーマ

  • #1 起業家としての一歩目に必要なことは?信頼よりも真実を
  • #2 新規事業はオペレーションファーストが鍵
  • #3 心との向き合い方
  • #4 フックと回収エンジン
  • #5 資本主義としての組織の作り方
  • #6 相手に伝わる情報発信
  • #7 教えない教育
  • #8 起業のファイナンス
  • #9 起業家の特徴と誤解
  • #10 起業家、最初の1ヶ月
  • #11 起業の現実 feat. 安井海都
  • #12 リーダーシップとマネージメント

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