はじめに
fwywd C1 に参加して気づいたことや実感している変化をご紹介します。
(fwywd C1 とは「仕事を続けてオンラインで参加」することです。人が変わるための条件 (Conditions) の一つ「付き合う人」を変えたパターンです。)
- 起業を目指している方、fwywd への参加を検討している方におすすめです
- この記事は 5 分で読めます
6 つの学び
仕事にそのまま活かせる経験
fwywd 内でのルールや技術チャレンジなどから、普段の仕事にも活かせる経験が多々ありました。
例えば、以下のようなことです。
- Slack でのコミュニケーション方法
- エンジニアリング的な視点(コンポーネントの概念など)
- 業務を自動化する意識、自動化ツールの使い方
一方で、「もっとこうあればいいのに、、」という思いから、会社の仕組みに変化を求めたり、社内の人と意見がぶつかることも。
いまの会社への感謝
起業について知るごとに、いまの会社への感謝の思いが強くなりました。雇ってもらっていることへの感謝、会社に貢献しようという想い、創業者への敬意が高まりました。
普段、何不自由なく働けているその裏側には、様々な仕組みや手続きがあること。
自分一人を働かせるに当たり、様々な経費が発生していること。
そもそも創業者の思いがなければ、この会社自体が存在していないこと。
そんなことに改めて意識することが増えました。
時間への意識が高まる
時間の使い方への意識がおのずと高くなりました。起業にあてる時間を確保するために、普段の仕事を時間内に収める意識が高まります。平日の夜と土日の時間を、いかに有効に使うかを考えるようになります。
また、これまでのように当たり前に休みの時間が取れないため、余暇の取り方や時間、体調などについても管理する大切さを実感します。
一方で普段の仕事では、起業の時間を優先しすぎて普段の仕事が雑になったり、前日の疲れを引きずって仕事のパフォーマンスが下がってしまうことも。
こうなっては元も子もありません。まずは目の前の仕事を丁寧にしっかりとこなし、今の会社に貢献してこそ、次に進める。起業や社会貢献はその先にあるはずです。
考えが煮詰まりにくい
就業時間で強制的に頭を切り替えられるため、普段の仕事も、起業のことも、考えが煮詰まりにくいです。一時的に距離をとることで、どちらのことも比較的冷静に判断できていると感じます。
一方で、すぐにやりたい!という時でも、どうしても勢いを出しきれないことも多いです。その結果、仕事中に起業のことを考えてしまうことも。
変化がゆるやか、負担もゆるやか
良い変化と悪い変化、そのどちらも人には負担なるといいます。その点で、fwywd C1 での参加は瞬間最大的な負担は C3, C2 に比べて小さいと思います。
一方で、変化がゆるやかな分、成長もゆるやかになってしまいやすいです。
ちなみに、変化がゆるやかとはいっても、しっかりとした負担(努力や時間)はかかりますので、相応の覚悟は必要です。
人が変わるための 3 条件における、それぞれの変化具合は以下のような体感です。
- 【付き合う人】全てが変わらないため、負担は中程度。自分は半分ぐらいが変わった印象。
- 【時間の使い方】変化がゆるやかなため、負担もゆるやか。
- 【住む場所】変化しない。
自分のペースを維持しやすい
コミュニティとの距離感や情報量をコントロールしやすいため、自分のペースを維持しやすいと思います。周りが気になって自分のことに集中できない、といったことはあまりありません。
また、Slack や SNS などでの発信で、ほどよく他のメンバーの活動は感じ取れるため、「あの人も頑張っている、、」と熱量を感じ取れたり、勇気をもらえる、ちょうど良い距離感です。
一方で、周りから直接的な影響は受けにくいため、自分のキャパ以上の無理をしにくく、成長が遅くなりやすいと言えます。環境の変化が少ない分、自分で意識して変化していく必要があります。
自分の体調やメンタルも含めて、いいパフォーマンスが出せるちょうど良い変化の塩梅を、自身で見つけていく必要があります。
自分にとっては C1 は程よい良い背伸び感・緊張感だと感じています。
おわりに
fwywd で起業を進める中で得た学びをご紹介しました。起業を目指している方、fwywd への参加を検討している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
私自身まだまだですが、fwywd に参加してから、少しずつ意識が変わり、行動が変わってきていると感じます。
最後に、最近お気に入りの言葉をご紹介します。
「かっこいい人」には必ず姿勢がある
姿勢という字は”姿に勢い”と書きます。かっこいい人は姿に勢いがある。何かに向かう姿は、誰しも生き生きとかっこよく見えるものです。生きていると色々なことがありますが、自分も何かに向かう姿勢はいつも持っていたい、と思える言葉です。
筆者
吉田 達哉
日本における死の習慣や文化を豊かにしていくプロダクトを開発しています。現在商品化に向けて協力者を探しています。プロジェクトにご興味のある方、ぜひご連絡をお待ちしております!